トピックス > 現場紹介 > No-220160-8
   本瓦葺(ほんかわらぶき)と破風板(はふいた)          


本瓦葺
この度の大改修では、平瓦と呼ばれる一般的な瓦から、本瓦に変更されました。
本瓦とは平瓦と丸瓦を交互に組み合わせて並べる屋根の葺き方で、寺院建築の本式の葺き方とされています。
この度はなるべく瓦自体の重量の軽い瓦で施工することとなりました。
瓦の総数は約9,000枚、重量にして約35tにもなります
瓦職人の技術により、非常に美しい甍(いらか)の完成です。



破風板
瓦の総葺き替えに伴い、破風板も交換されました。
破風板とは、屋根妻部分を隠すことと、屋根の反りを協調するための眉欠きという彫刻をした板のことです。
この破風板の材料探しには苦労しました。ここまで大きな檜(長さ:7m/幅:80cm/厚み:8cm)を切り出すには相当の樹齢を経た檜が必要ですが、業者のかたが国内中を探し、調達して頂きました。
破風板の原寸をベニヤ板で作成し、それを基に加工・取り付けを行います。
交換前の破風板です、200年の風雪に耐えてきましたが装飾の脱落や風化が目立ちます。
                       
破風板とともに、懸魚(げぎょ)と呼ばれる中央部の飾りも新調されました。
全体のバランスをとるため古色塗装と呼ばれる塗装方法を採用しました